AOZOLA/施工事例

2023.3月施工完了　箱崎のアパートの事例
物件オーナー様よりご依頼を頂き、2部屋のフル改装の施工を完了行いました。

今回の改装に際し、まずオーナー様のお考えを確認させて頂き、改装方針を定めるべく、
現状の課題と対策について整理しました。
【課題について】
●2部屋の内1部屋はヤニ部屋となっており、匂いが気になる。
●いずれのお部屋もフローリング仕上げとなっているが、経年劣化がひどい。
　(特にヤニ部屋の方はささくれが出ている状態で何らかの対処は必要。)
●次回の募集の際には家賃を上げることを想定している。

これらの課題から、家賃を上げることを意識して、
デザイン性を高め、既存の設備についても状態を考慮しつつ、
現実的な部分については更新していく必要がありました。
以下が、その対策となります。
【対策について】
●クロスの全貼替を実施。一面にアクセントとしてカラークロスを採用。
●天井はジプトン仕上げだったものをクロス仕上げに変更。
●ヤニ部屋については消臭作業を実施。
●床はフロアタイルの上貼りにて対応。家賃対策としてデザイン性を高めるべく、複色仕上げにて施工。
●水栓の更新。風呂場はサーモスタッドへ。台所は2ハンドルからシングルレバー水栓へ。
●コンセントプレートは通信関係の物を除き、全て更新。
●換気扇については状態を確認し、異音発生分は交換。
※エアコン交換については施工も含めて量販店での対応を、オーナー様にお願いしました。
　価格も量販店にお任せした方が安く上がることが多いですし、保証も長く付きますので、
　弊社では基本的にオーナー様の方で手配を頂く事を推奨しております。
以下にビフォアアフターの写真を示します。

元ヤニ部屋の改装事例

クロスはヤニで汚れ、匂いもある状態でした。
フローリングも経年劣化が進み、表面材がささくれて一部剥がれているような状態でした。
後、わかりにくいですが、天井はジプトン仕上げとなっておりました。

土間部も汚れが目立ってました。

クロスの汚れが目立ち、フローリングも経年劣化しており、あまり見た目が良くありませんでした。

消臭作業を入れ、クロスは全部貼り換えました。
一面だけですが、グレーのカラークロスも入れてます。
フロアタイルは複数の色の物を組み合わせ、デザイン的にも目を引く仕上がりになりました。
天井もクロス仕上げにしてます。

土間は石タイル調の物を採用。
フロアタイルはアングルを変えて見ても、結構良い仕上がりになったなと感じております。

トイレは白を基調に清潔感ある仕上げに。特別な事はしてませんが、工事前とは歴然とした差が感じられます。やはりトイレはキレイにしないといけませんね。

クロスの汚れが目立ち、フローリングも経年劣化しており、あまり見た目が良くありませんでした。

もう一方のお部屋（角部屋）

基本的な改装方針は元ヤニ部屋と一緒です。
こちらのお部屋は消臭は必要ありませんでした。

台所の水栓は2ハンドル水栓がついてました。
あと、手元灯はカバーが壊れて外れてました。

こちらはクッションフロアー仕上げになってますが、経年汚れが目立ち、交換が必要でした。

シーリングファンの存在感が大きいような気がしますが、雰囲気の良い空間に仕上がったと思います。
こちらのお部屋のカラークロスはピンク色です。

わかりにくいかもしれませんが、水栓はシングルレバーの物に代わってます。手元灯も手をかざすだけでON/OFFできる物に代わってます。

こちらも白を基調に清潔感ある感じに仕上がりました。
ペーパーホルダーもデザイン性のあるものに変えても良いかもしれません。

こちらはクッションフロアー仕上げになってますが、経年汚れが目立ち、交換が必要でした。

【施工を終えて】
今回、オーナー様と色々と意見交換しながらお部屋作りをさせて頂き、色々と勉強になった事がありました。
一番印象に残っているのは、カラークロスの選定の際にオーナー様が、角部屋の方のクロスにピンク色を選定したことです。
正直大丈夫かな？という思いはありましたが、よく考えてみれば、福岡の人口構成は女性の方が多いという事を聞いたことがありますし、確率で考えれば女性をターゲットにしたお部屋作りをするのは十分に勝算のある話だと思い直しました。
事実、施工中に内覧が入り、家賃を上げた状態で入居が決まったとのことで、内装業者としての常識がアップデートされた思いがしております。
最後に、設立したばかりの会社を信用し、大きな工事を任せて頂きましたオーナー様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。また何かございましたらお気軽にお申しつけください。